IT業界

IT業界のポジション詳細_01

どうもどうも、えもんだ社長です (*゚▽゚)ノ

今回はIT業界の9ポジションについて詳細に解説します (๑╹ω╹๑ )

【当シリーズ】




よりパッと見でわかりやすくするために、スタンドの能力のようなパラメーターで表示しますww

年収の他、勤務時間、ストレス度、社会的地位、将来性、離職率、総合オススメ度というパラメータを設けて、独断と偏見で、それぞれA~Eのレベルを付けます。

※Aが一番良くて、Eが一番悪いという付け方です。例えば、「ストレス度A」はストレスが少なくて、「離職率E」は離職率が高いです。

是非ともご覧ください。

IT業界の9ポジション

まずは、9ポジションについて記載します。

  1. 大企業の管理職(1000万前後)
  2. 上流工程のフリーランス(900万前後)
  3. 大企業のベテラン正社員(700万前後)
  4. 上流工程の派遣社員(600万前後)
  5. 下流~中流工程のフリーランス(550万前後)
  6. 中小企業のベテラン正社員(500万前後)
  7. 下流~中流工程の派遣社員(400万前後)
  8. 大企業の新入正社員(350万前後)
  9. 中小企業の新入正社員(250万前後)

今回は9番から7番を解説します。

中小企業の新入正社員

年収目安 勤務時間 ストレス度 社会的地位 将来性 離職率 総合
250 A~E A~E C B B~E C

勤務時間:A~E

実際のところ、現場と担当業務と本人次第ですw
定時で当たり前に帰る人も普通にいます。残業50時間以上の人もいます。

ストレス度:A~E

これも現場と上司と本人次第です。
偏見かもしれませんが、IT業界には変わった人(上司)も多いので、一般的に好かれそうな人がなぜか煙たがられたり、逆のパターンも見たことありますw
しかし、気を遣う人、思いやりのある人、まともな人の方がストレスは少なくて済む、という一般論は通用すると思います。

社会的地位:C

こちらは中間のCとしました。有名企業ほどのパワーはありませんが、正社員なので変な借金とかさえなければローンとかでもそんなに難航はしないはずです。
それに、家族や親戚にも言いやすいはずですww

将来性:B

会社次第ではありますが、若手でも採用などの重要な仕事にかかわりやすいです。ちゃんと仕事を頑張って会社を大きくし、すごい出世ができた!なんてこともあり得るので、B評価としました。

離職率:B~E

これも会社によって違います。アットホームな感じで平均勤続年数がかなり長い会社もありますし、いわゆるブラック企業で離職率がかなり高い会社もあります。

総合:C

詳細を書いてみたら、薄給以外は悪くないと思いC評価としました。本人の頑張りで会社を発展させる、という道は大企業よりも現実味があります。
もちろん、人を大事にしないブラック企業であれば将来性ふくめすべてのパラメーターがほぼEなので、できるだけすぐに逃げましょうw

大企業の新入正社員

年収目安 勤務時間 ストレス度 社会的地位 将来性 離職率 総合
350 C~E C~E A A A B

勤務時間:C~E

これは上司次第だと思いますが、定時でさっくり帰ってる人はあまり見た記憶がありません。

ストレス度:C~E

これも上司次第ではありますが、やはり大企業ほど関わる人がおおかったり、ルールが厳しかったりでストレスは溜まると思います。
そのほか、よくわからない人事評価面談や、何のためにあるのかわからない資料作成、断れない飲み会などで、ストレスは高めだと思います。
これまでのエンジニア人生で、かわいそうで助けてあげたくなる様な若手を何人が見たことがありますが、すべてこのポジションの人でした ( ;∀;)

社会的地位:A

これは文句なしで高いです。有名企業の正社員というのはどこでも自慢出来て、ローンなんかの審査もあっという間に通ります。若手でもその威光は問題なく発揮できます!

将来性:A

これも文句なしだと思います。ただ、一点だけ懸念するとすれば、大企業では出世する人とそうでない人の選抜は、40歳までには大体決まってしまう、という点です。
しかし、若手の時点では可能性は十分にありますので、A評価としました。

離職率:A

やはりやめる人はほとんどいません。
わたくしの知っている限りで、疫病前の売り手市場のころに辞めて別の大企業に行った人が数名います。
また、大企業ではルーチン作業ばっかりの部署などもありますので、そこに配属された優秀な人が数年でやめて独立を目指す、なんて話も聞いたことがあります。

総合:B

大企業への就職は、20代前半の時点ではほぼ最高と言っても良い地位であると思います。
しかし、わたくしが見てきた大企業の若手正社員の方々は、なぜかみんなそこまで幸せそうに見えなかったのです (;´・ω・)
なので、B評価としました。

下流~中流工程の派遣社員

年収目安 勤務時間 ストレス度 社会的地位 将来性 離職率 総合
400 A A~C D B~D E C

勤務時間 :A

派遣はやはり勤務時間は短いです。特に、運用・監視業務は、時間が来たら窓口を閉めることが多いので、なんなら残業するケースは珍しいくらいです。
サービス残業はほとんどないはずです。派遣は法律が厳しめなので、会社側は変なことをやりにくいのです。
最近は人件費削減を意識している現場が多いように見え、現場の管理者としてもあまり残業をさせたくない雰囲気が見えます。むしろ、「残業代が欲しくて残業したがる派遣」 VS 「人件費を抑制したくて残業させたくない管理職」のような構図を見たことがありますw

ストレス度:A~C

例のごとく現場と上司次第ではあります。ただ、最近はコンプライアンスが厳しいので、正社員から派遣への攻撃はあんまり派手にはされないことが多いとは思います。
派遣会社内でのパワハラもそこそこありますが、そんなに多くは見ません。
というのも、派遣社員はすぐにやめる人が多いので、ひどいいじめが長期間続くことはレアケースだと思います。

社会的地位:D

これはやはり低いです。家のローンどころか、車のローンでも苦労する話を聞くことがあります。
どこかの金融機関のサイトで「信用情報スピードチェック」みたいなフォームがあって、「雇用形態」の欄に『派遣』と入力した途端に『融資可能額:0円』と表示されたのをみたことがあります (/ω\)
家族や親戚にも、胸を張って「派遣です」とは言いにくいのではないでしょうか?w
収入は20代であればむしろ多めですが、地位に関してはあまり良くはないです。

将来性:B~D

これは本人次第です。若手のころに資格勉強などを頑張れば、給料は割とすぐに上がります。(ちなみにより上流工程の現場に移動した際に、給料は一気に上がります)
ただ、スキルアップを怠ると給料はほとんど変わりません。やはり本人次第です。

離職率:E

これは悪いです。辞める人はとても多いです。
ちゃんとしたデータはありませんが、ざっくり1年以内で35%くらいでしょうか?管理職の人がかわいそうなくらい、みんなすぐ辞めますw
ちなみに、派遣の3年ルールという意味不明のルールがありますので、3年以上同じ現場、という人は(2015年の法改正以降は)見た記憶がありません。

総合:C

勤務時間とストレスの少なさの加点が大きくて、社会的地位と離職率が微妙なので、C評価としました。

まとめ

今回紹介したポジションは、比較的若手で、地位や給料よりも将来性が大きいポジションです。

記事を書いてみて(リライトしてみて)、やはりIT業界で大事なのは若手のころの自主学習だ、と改めて思いました。

自分自身や、今まで会ってきた人を思い浮かべて記事を書いている訳ですが、いま振り返ってみると、勉強していた人とそうでない人は、長期的にかなりの差がついています。

そして、現場で実際に接すると、自主的に努力しているか否かは明確にわかります。

頑張っていれば、かならず道は開けます!

体に気を付けて、できる範囲のことからコツコツやっていきましょう (´▽`*)

それでは (*゚▽゚)ノ

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