与太話

僕がギャンブルを卒業した方法_前編

この記事では、わたくしえもんだ社長(現在マイクロ法人社長でフリーランスエンジニアをやっている人物)が、ギャンブルにはまって卒業するまでの体験談(前編)を記載します。

  • ギャンブルにはまってて抜け出したい
  • ギャンブルをする人のことが分からない
  • ギャンブル中毒のあの人を救いたい

こんな人にはきっと参考になる記事です。

是非ともご覧ください。

執筆者のえもんだ社長は、医療についての専門家ではありません。
この記事は個人の体験記です。ご認識の上でお読みいただければ幸いです。

ギャンブルについての考え方

まず初めに、わたくしのギャンブルについての考え方を披露します。

要点だけ書くと、

  • ギャンブルは意外と色々な勉強になる
  • 人生で一度ギャンブルにハマるのはアリ
  • 一度ギャンブルにハマって卒業すると人間が成長する

です。

わたくしは、タイトルの通りもうギャンブルは卒業しました。今後、付き合いなどでギャンブルをすることはあっても、ハマることは一生ないでしょう。

ギャンブル以外でも、投資で一発逆転とか、情報商材詐欺とか、不動産投資詐欺とかそういうものに引っかかることも無いと思います。

そのくらい、一度ギャンブルにハマって卒業したことは勉強になったと思っています。

えもんだ社長のギャンブル歴

まずはわたくしのギャンブル歴を披露します。

正直、そこまでのギャンブラーではありません。ハマってた時でもちゃんと毎日出社は出来ていたレベルです。

今ではもうギャンブルはほとんどやりません。たまに付き合いでやる程度です。その付き合いギャンブルでも熱くなることはありません。

以下、ギャンブルとの出会い、ギャンブルにハマった経緯、ハマってた頃について記載します。

パチンコにハマっている人達を見る(10代後半)

この若き日のえもんだ自身は、ギャンブルはほとんどしませんでした。

その代わり、周りにいたパチンコ狂いの方々を何人も見てきました。

 

当時は、派遣社員として工場で働いていました。

工場派遣は、かなりの底辺職です。

わたくしは、これまでの人生で色々な仕事をしてきました。

コンビニバイトから上場企業の総合職まで、幅広く職場や人間を見てこれたと思います。

これまで見てきた数々の職場の中で、最底辺は工場派遣だったと思ってます。

底辺エピソードを一つ挙げると、

教育係「アセトンっていう有機溶剤を使う作業なんですけど、大丈夫そうですか?」

新人(おじさん)「アセトン?あぁ、高校の頃に、よく近くの工場から盗んでシンナーみたいに使ってたわ

という会話が繰り広げられるような職場です。

そのような職場ですので、やはりというかなんというかパチンコ狂いがたくさんいました

半分以上の人は、給料が入るとすぐにパチンコ屋に行ってましたw

そして、給料日の次の休日明けには、たいてい

Aさん「昨日パチンコで5万負けた〜」
Bさん「俺は10万負けた〜もう生活費がない〜」

などのような会話が繰り広げられていました。

そして、パチンコ狂いの方々はほとんど全員、消費者金融の借金が100万円くらいありました

100万円という金額は、当時の消費者金融業者が工場派遣の人へ貸せる限度額です。

ちなみに、100万円を超えて引き出そうとすると、ATMから「このカードではこれ以上お引き出し出来ません」という紙が出てきます。
(パチンコ狂いのオジサンに現物を見せてもらったことがあります)

そしてそして、パチンコで作った借金に30%近くの金利を支払っていたのです。

当時はグレーゾーン金利というものがあり、消費者金融(サラ金)の金利は30%近くだったのです!
(現在は法律で最大20%に制限されています)
今ではちょっと信じられませんが、大手はみんなそのくらいの金利だったのです。
ちなみに悪名高いリボ払いの金利でも15%程度です。

そんな人たちを沢山見ていたので、パチンコはやるまいと心に決めていました。

当時は完全な未熟者でしたが、そこそこの分別はあったみたいです。

麻雀(20代後半頃)

元々、麻雀はゲームとか遊びとかで10代の頃からちょこちょこやっていて、一応ルールは知っていました。

ただ、そこまでハマってはいませんでした。

というのも、麻雀をやる環境がなかったからです。やる相手とか場所とか、そういった環境がそろっていませんでした。

 

そんな中、20代後半にある会社に入社しました(契約社員)。

エンジニアをやる前で、特にやることもなくバイトや派遣で食いつないでいた頃です。正直、給料もそんなに良くなかった頃です。

その職場で「以前は雀荘でバイトをやってました」という同期に出逢ってしまったのです!

そして、会社から歩いて5分くらいのところに雀荘がありました

 

さらには、会社には麻雀ができる同僚が複数人いて、毎日場が立つ(4人で麻雀ができる)状況だったのです。

これで環境は整いました・・・。

 

同期なので、自然と趣味の話になり、

「麻雀?できるできる!」と言ってしまい、

同期4人で打ちに行く事になったのです・・・。

当時の自分の麻雀の実力は、4人の中で真ん中くらいでしたでしょうか。

その同期と初めて打った麻雀で大勝ちしてしまったのです。

 

「ギャンブルは最初に大負けするのがトータルで一番勝てる」なんて話をよく聞きます。

大負けしてギャンブルが嫌いになれば、その後やることもないし、負けることもなくなるからです。

金銭面だけを考えればごもっともな話です。

 

そんなこんなで、若き日のわたくしは麻雀狂いまっしぐらですw

その後、メンツがちょこちょこ変わることはありましたが、会社帰りにほぼ毎日打ちに行きました。

数えていませんが、年間200日くらい打ちました。

打つときは終電間近まで打ち、次の日も会社です。

次の日が休みなら明け方まで打つこともありました。

休みの日に雀荘に行くことも珍しくありませんでした。

マージャンの技術も伸びて、それまで曖昧だった麻雀の点数計算方法を覚えたり、色々な戦術を身に付けたりしました。

 

カイジみたいな楽しい日々でした。

パチスロ(30代前半)

その後、転職しエンジニアになってから、麻雀をやることはほとんどなくなりました。

理由は、

  • 会社の近くに雀荘がない
  • 残業が多くみんな帰る時間がバラバラ
  • 職場の同じチーム内に麻雀できる人が4人揃っていない
  • 平日でも家で勉強する人が多い

等々です。

結局、ギャンブルにはまる一番大きな理由は「手軽にギャンブルが出来る環境だから」だと思います。

現代の日本にはギャンブル以外にも様々な娯楽があります。

手軽にできる環境がなければ、ギャンブルにハマる人はほとんどいないハズです。

ギャンブルには娯楽の提供という社会的意義もあると思っています。
しかし、もし今後ギャンブルによる問題が無視できないほど大きくなる様であれば、手軽に出来ないような制限を設けたほうが良いと思っています。
例えば「1ヶ月に行ける日数を制限する」「収入に応じたレートでしか賭けられないようにする」等の対策を打てば、ギャンブルによる問題はかなり減ると確信しています。

 

そんなある日、数ヶ月遅れて会社に入ってきた後輩と話している時にある話題で盛り上がりました。

パチンコの話です・・・。

それまで、パチンコには底辺工場での悪いイメージしかなかったので、パチンコ屋自体ほとんど行った事はありませんでした。

しかし、その後輩は

「一人の時間楽しめていいですよ〜」

「パチンコで破産する奴なんていないですよ〜」

などと悪魔のささやきをしてくるので、、、

ついつい行ってしまいました・・・パチンコ屋に・・・。

 

『沖ドキ』というパチスロの台を打ちました。

そこで、またもや大勝ちしました!w

その大勝ちが愉快な愉快なパチスロ人生の始まりだったのです・・・。

※写真はユニバーサル様の公式サイトから引用いたしました。今は検定切れでパチンコ屋には置いていない台です。

 

会社終わりにほぼ毎日行きました。

パチスロは麻雀よりも高頻度で、年間250日くらい打ちました。

麻雀よりも、手軽にいつでもできてしまうのが悪いのですw

パチスロをはじめた当初は「こんな楽しい遊びが存在するのか (#^^#)」と思うくらいにハマりましたww

 

しかし、意外なことにお金はそこまで減りませんでした

台や勝ち方についてそこそこ研究してたので、全体の傾向としては負け気味でしたが、そこまでひどくはありませんでした。

月額3〜4万円くらいの負けです。

「十分負けてるじゃないか!」と言われそうですが、パチスロにハマっていた頃は、パチスロ以外にほとんどお金を使いませんでした。

さらに、その頃は給料が伸びていました。むしろ貯金は増えていったくらいです。

さらにさらに、その頃はIT系の資格取得もはかどっていました。

ギャンブル狂いではありましたが、出勤はしていたし、ITの勉強もそれなりにできていたし、まるっきり怠惰な生活という訳でもありませんでした。

前編まとめ

今回は、ギャンブルにハマるまでを書きました。

文字に起こしてみると、意外と感慨深い経験です。

やっぱり、ギャンブルをやってしまう原因は人間関係や生活環境が大きいとあらためて思いました。

たとえば、平均年収650万程の金融系IT企業で働いたことがありますが、そこで出会った人々からパチンコの話を聞いた記憶はありません。

個人の所感ですが、社会的地位が高い人ほどギャンブルはやらないと思います。

 

次回は、ギャンブルにハマる理由と卒業した経緯について書きます。

 

それでは (*゚▽゚)ノ

 

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