IT業界

【IT業界】正社員 VS フリーランス(その1)

このシリーズでは、正社員とフリーランスのそれぞれの良さと悪さを考察します。

これまでこのブログでは、正社員よりもフリーランスを押す記事をたくさん書いてきました。

下記のような記事でフリーランスの良さと(中小SES企業)正社員の悪さも結構書きましたw

しかし、正社員にはいいところもたくさんあると思っています!

この記事では冷静に良し悪しを分析するために、これまでのIT業界経験の中で実際に思ったことを記載します

第1回のこの記事では正社員を考察します。

是非ともご覧ください。

【当シリーズ】

正社員の良いところ

これまでの人生で正社員になったことが1度もなく、派遣からフリーランスになる際に1人法人の社長となったえもんだ社長ですが、いろいろな現場で正社員は数多く見てきました。

他人目線ではありますが、うらやましいと思ったところや、有利だと思ったところを書きます。

一緒に戦う仲間

正社員の利点を考えた時、一番最初に思いついたのはこの一緒に戦う仲間です。

えもんだ社長はスキルを磨きながら派遣やフリーランスで現場を移りながら、給料が一気に増えました。

しかし、時々さみしさみたいなものを感じなくもないです・・・。

というのも、給料が上がるのは別の現場に移ったタイミングなのですが、現場を移ると今まで一緒に仕事をしていた仲間とは離れてしまいます。

職場で飲みに行ったり遊んだりで仲良くなった相手の多いわたくしとしては、仲間と離れるのはちょっとさみしいです。

また、生活のリズムや仕事内容や収入が変わると、かつての仲間とも話が合わなくなってきたりするものです・・・。

現場で正社員の人を見ると、新卒から始まり数十年に及ぶ付き合いをしている人々もいます

そんな人を見て、うらやましいと思うことがままあります。

えもんだ社長は、現場を移る経験が多かったせいか、人見知りを一切せず初対面で誰とでも話せる性格なんですが、長年一緒に戦った仲間となると一人も思いつきません。

やっぱりそういう部分はうらやましいです。

精神の平衡(へいこう)

これも大事な要素です。

こういう言い方もなんですが、会社員で頭がおかしい人はあまり見たことがありません

例えば、警察沙汰になった人は、大企業では一人も知りません。

でも、芸能人とか有名人のあまりよろしくない話は良く聞きます。また、昔コールセンターで働いていた人で警察沙汰になった人の噂を聞いたことがあります。

これは完全に個人的な考えですが、えもんだ社長が思うに、会社などの組織に所属することが精神の平衡を保つために大事なのではないでしょうか。

朝出勤するために、どうしても夜寝ないといけませんので、ある程度は規則正しい生活をする必要があります。

変な儲け話とかを聞いたときに、「こんなことをしたら回りのみんなはどう思うだろう?」と考えて思いとどまったりすることもあるでしょう。

会社組織に所属すると道を踏み外しにくくなると思います。

フリーランスのエンジニアの友人も複数いますが、怪しい投資話とかをしてくる人は大抵フリーランスの人ですw

「大金をだまし取られた」などという話も聞いたことがあります。

とにかく、普通の人生を歩むことは、精神の平衡を保つ強力な方法だと思います。

企業戦士はすごい!

皆さん、企業戦士というものを見たことはありますでしょうか?

厳密な定義はないですが、企業のために身を粉にして働く比較的高学歴な人々のことを言います。

正直、わたくしは実際に一緒に仕事をするまではちょっと舐めてました。スイマセン。

実際に目の当たりにすると、企業戦士は本当にすごいです!

決して諦めません!!

どんなに厳しい環境でも仕事を投げ出さずに会社のために働きます!!!

正直、そんな人たちが会社にい沢山いたら、経営者は多くの勝負をかなり有利に運べるのではないでしょうか。

そのくらいすごいです。

人間の能力をどう評価するかは、人によっていろいろな基準があると思います。

えもんだ社長の意見では、諦めずに仕事に食らいついていく能力は汎用性が高くて長期的に強力な能力だと思ってます。

人生は長期戦です。長年努力すれば、いつの間にか他の人には想像もできないほどの能力が身についていたりするモノだと思います。

えもんだ社長が見てきた人々に限って言えば、投げ出さずに頑張って立派になった(と思われる)人が、一番底力のある実務能力の高い人です。

正社員で10年超えの経験を積んだ人を見ると、大抵の方には強い忍耐力が身に付いているように見えます。

給料の安定性

これは誰も文句はないでしょう。

やはり給料の安定性は強いです。

ローンを組んでの大きな買い物はほぼ希望通りにできます。

要するに、若い頃から割と高級な車や一戸建てを購入することができます!(実際に購入するときにはよく考えて購入しましょう)

また、変に大金を手にして身を持ち崩す、ということもないです。

アメリカのNBA(バスケットボール)の選手は、引退後68%の選手が自己破産するそうです。

外部記事:http://thsports.blog.fc2.com/blog-entry-305.html

※ちなみに、NBAの選手の平均年収は、8億6271万円だそうです。(2019-2020シーズン)

そういう方々は、大金を手にしたがゆえに破産してしまったのだと思います。

また、仮に自分が若い頃に大金を手にしたとして、ちゃんと管理できたかを考えると、正直自信はありません。

やはり、普通の収入の中で人生を充実させるのが堅実な道だと思います。

正社員の悪いところ

当然ですが、良い面もあれば悪い面もあります。

世の中の多くの人が既に知っているであろう内容ですが、改めて明記してみます。

主体的な行動が難しい

やはりサラリーマンは主体的に行動するのは難しいです。

「自分の人生でこれをやりたい」ということが明確にある人は、勤める会社を厳選する必要があると思います。

大抵の会社では定期的に異動があります。

「この現場でずっと働きたい」と言ったところで、どうにもならない場合が多いはずです。

また、「こういった仕事がしたい」という希望が通ったという話もあまり聞きません。

このように、自分の生活を人に決められることが多くなってしまいます・・・。

ただ、わたくしの知っている限りでは「自分の人生でこれをやりたい」と明確に思ってる人はかなりの少数派ですw

明確にやりたいこと(芸術、スポーツ、起業など)が無い人にとっては、そこまでのネックにはならないと思います。

嫌な人とも付き合わないといけない

これもしばしばキツイです。

まともに生きてれば、そこまで人を憎むこともないとは思います。

でも、どうしても嫌な人はやっぱりいると思います。

そんな人とも縁を切ることはできません。

でも、ほとんどの会社で必ずある異動のタイミングで離れることはできます。

また、嫌な人ともやっていく経験は、長い人生で役に立つと思います。

うつ病にならない範囲で我慢するのはいい経験だと思いますww

大金持ちになるのが難しい

これも当たり前ではありますが、実際にあるデメリットです。

有名YouTuber 両学長の動画で「サラリーマンでも純資産5000万円くらいは現実的」という話があります。

これは事実だと思います。

ちなみに、5000万円を年利4%で運用すれば、毎年200万円増えていきます。(年利4%も十分現実的な数字です)

これを十分と思うか足りないと思うかは人それぞれです。

しかし、例えば「純資産5億円」というのは、通常の会社員ではかなり非現実的な数字だと思います。

爆発性のある事業をやってないと、億単位のお金を手にすることは難しいです。

正社員は副業禁止の規則があったり、副業を育てる時間とエネルギーを確保するのが難しかったりします。

生涯正社員では、大きな資産を作ることはちょっと現実離れしています。

まとめ

まず最初に強調したいのは、仕事で一番大事なのは技術を磨いて人々の役に立つこと。これに尽きると思います。

ちゃんと人々の役に立てれば、給料は自然とついてくると思いますし、充実した人生にできると思います。

これは雇用形態にかかわらず重要なことだと確信しています。

その上であえて正社員のメリット・デメリットを書きました。

書いている中で気づいたのは、正社員は良くも悪くもみんなと同じになるようです。

もちろん、人それぞれ個性があって違う人生を歩むわけですが、正社員の場合には生活様式はみんなと同じモノを共有することになります。

このみんなと同じという特徴をメリットと感じる人も多いのではないでしょうか。

次回は、フリーランスの良し悪しを書こうと思います。

この記事がみなさんのいい人生のお役に立てれば幸いです。

それでは (*゚▽゚)ノ

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

お読みのあなたが現役エンジニアなら、是非とも下のサムネをクリックしてアンケートにご協力をお願いします m(_ _)m

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

-IT業界
-,